エンタメのススメ

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映画、音楽、アニメ、マンガなどの個人的なおすすめブログ

ゆるいゾンビコメディだけど、メッセージは強め「デッド・ドント・ダイ」(映画のススメvol.15)

今日は、映画のススメです。


これからご紹介する映画は、カンヌ映画祭のオープニング作品となったのですが、監督が持っているイメージと本作品内容から異例のサプライズとなり、観客騒然に。

その監督とは、ジム・ジャームッシュ
アメリカインディペンデント映画の代名詞的な存在ですね。

ミニシアター全盛の時代には、この監督の作品を知っていると、映画通を名乗れるような、そんな存在でした。チラシやポスターがカッコイイんですよね。

 

そのジャームッシュが、今回手掛けたのはゾンビ映画でした。

 

『デッド・ドント・ダイ』

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世の中には数多くのゾンビ映画がありますが、ジャームッシュ流のゾンビ映画とは、

どんな映画なのか。鑑賞前は、その点が非常に気になっていました。

それでは、感想を書いていきたいと思います。

 

 

予告編


6/5(金)全国公開『デッド・ドント・ダイ』/日本版60秒予告編

 

感想

ゾンビ映画への愛と、皮肉やブラックユーモア満載のオフビートコメディ。

名作オマージュや、小ネタが満載で、メタ的なネタや第4の壁を越えてきたりと、盛りだくさんの内容でした。

その中で自由に(いや台本通りというべきかw)楽しそうに演じる俳優達が魅力的。

そういった劇中のゆるいコメディタッチの内容から一転して、強いメッセージで締め括るラスト。

とはいえ、いきなり現代への批判とも取れるメッセージが唐突に差し込まれるわけではなく、劇中でも分かりやすくテーマに言及していたりする親切設計ではありました。

その不思議なバランス(コメディとシリアス)で成り立っている作品ともいえます。

監督の伝えたかったメッセージを受け止めつつ、ゆるいコメディや、小ネタ探し、俳優達の魅力的な演技を楽しむ。

そういったバランスで楽しめれば面白いと思います。

  

GOOD ポイント

メインの登場人物となる、ビル・マーレイアダム・ドライバー2人のコンビ。バディムービーの変化系と言えるのかどうか。噛み合ってないんですよね、この2人w

2人共、無表情と独特の間で笑わせてくれるのですが、言ってみればボケとボケ。ツッコミ不在の漫才みたいな独特のバディ感。個人的にはそれがツボでした。

 

  • 過去の名作のパロディ、オマージュ、登場人物達の過去出演映画の小ネタなど

個人的には、アダム・ドライバー関連のスターウォーズネタが笑えました。
その他にも映画内に多数あって、知っていればいるほど面白いと思いますが、もちろん知らなくても楽しめます。
第4の壁を越えてくる(観客に向けての)セリフにはビックリしましたね。

かなり面白かったけれど、それをここで言うの!?というタイミングでブッ込まれます。ネタバレはしませんが、映画のテーマソングや、セリフについてです。

気になる方は、ぜひ劇場で確かめてみて下さい。

 

BAD ポイント

  • 一般的にイメージするゾンビ映画、コメディ映画を期待するとガッカリするかも

いわゆるゾンビ映画的な恐怖や、ビックリ要素はありません。

先行き不透明感はありますがw

あとは、結末について観客に向けて丁寧に伏線を張ってくれてます(あれを伏線というかどうかは難しいですが)

そして、コメディ作品である事には間違いないけれど、監督からの強いメッセージ(現代への批判、批評)が直接的に込められていて、ラストにも反映されてるので、完全なコメディとしては笑い飛ばせないんですよね、、

果たして自分自身はどうなのか。疑問をつきつけられます。

 

ジム・ジャームッシュの作品に親しみがないとノレないかもしれません、

笑いの間や、ギャグを入れてくるタイミングとか。日本的な笑いではないので、他の監督作品で慣れておくと、より良い映画体験になるのではないかと思います。

 

関連作品のオススメ

『パターソン』

ジム・ジャームッシュ監督作品。アダム・ドライバーも出演しています。
日常描写を丁寧に描き、日々の気づきを促してくれる良作です。

 

スリー・ビルボード

この作品をなぜ関連作にしたのか、疑問に思う方もいるかもしれません。
本作の主人公が3つの看板広告を出しますが、その際に依頼する広告会社の経営者、チャラい雰囲気なんだけど、気弱な彼。覚えているでしょうか?

終盤の印象的なシーン、オレンジジュースの彼といえば思い出す人もいるかも。(あれは号泣シーンですね)

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この人。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズという俳優なんですが、その彼が「デッド・ドント・ダイ」に、ゾンビ知識豊富なGS店主として出演しています。良いキャラクターでした。
最初は全然分からなかったのですが、名前検索をして思い出し、オレンジジュースの彼だ!と分かり、猛烈に愛しくなりました。
スリー・ビルボード』傑作だと思いますので、未見の方はぜひオススメします。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

『デッド・ドント・ダイ』いかがだったでしょうか?

スローテンポな映画が好きな方、ゆるいコメディ好きの方にはぜひオススメします。

鑑賞後に、あれこれ感想を言い合いたい映画ですよね、良かったらコメントもお待ちしています。

 

今回はこのあたりで。

 

Spotify 0701_0715プレイリスト(音楽のススメvol.9)

今日は、音楽のススメです。

 

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前回の更新時から、日が空いてしまいました。

一度、更新のリズムが崩れるとなかなか元に戻すのが難しいですね。

 

少し前から考えていたのですが、プレイリストの更新頻度を月2回に変更します。

◆01~15日⇒中旬に更新

◆16~31日⇒初旬に更新

半月の間に聴いた楽曲をプレイリスト化し、中旬と初旬に更新という流れ。

なるべく続けられる頻度にします、、継続するって大変ですよね。

 

それでは、今回は7/1~7/15の間に聴いた音楽の中で、個人的にグっっときた音楽、
オススメしたい音楽をお届けします。良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

計10曲です。 

 

 

Spotifyプレイリスト

それでは、こちらがSpotifyプレイリストです。

 

 

ピックアップ曲のコメント

 

3ピースロックバンドAge Factory。

元々激しくて骨太なイメージだったけど、こんなに太い音だったけ??とビックリ。
レイジ(Rage Against the Machine)を思わせる曲調です。地を這うようなベースラインが好み。

強制的にテンション上げたいor筋トレしたい時にオススメ
(昔から、激しめの時を聴くと筋トレが捗る体質なので)

それにしても、ジャケットと曲のギャップ激しいな。

 

Age Factoryが好きになったきっかけの曲。3年前なのか。


Age Factory "RIVER" (Official Music Video)

この曲の疾走感。焦燥感が胸に迫ります。
もう、うわーーー!と、走り出したくなるほどの勢いが伝わってくる。

 

toconomaは、配信ライブが凄く良かった事もあって引き続き、よく聴いてます。

ここで紹介する2曲は、ライブでも演奏した曲。4人が音を楽しみながらライブする姿が浮かびます。ギターのカッティングが気持ちぃeee♬

ライブを観ると前向きなパワーを貰えるのですが、楽曲からもポジティブパワーを感じます。

一歩を踏み出そうと思って、なかなか踏み出せない、そんな時にオススメ。

きっと最後の一押しをしてくれるはず。

 

6人組バンド egoistic 4 leaves。ツインドラム、パーカッションという珍しい形態のバンドなんですが、とにかくカッコ良いです。
8年ぶりのアルバムリリース(すごい!)という事で、NEWアルバムの中から先行配信1曲と、1stアルバム『aluva』のリマスタリングverの配信解禁がされました。

名古屋のバンドという事もあって、なかなかライブが観れなくて残念なのですが、過去にライブを観た時は、ツインドラム&パーカッションが生み出す迫力がもの凄くて圧倒されました。
長尺の曲の中で、複雑なリズムとメロディーが絡まっては離れ、中盤~終盤にかけて少しずつ重なり合い、ラストに全てが1つに合わさった時のエモ度が半端ないです。

音に埋もれて、リズムに狂いたい!という時にオススメ。(ヘッドフォン推奨)

 

先日に行われた配信ライブが公式チャンネルで観れますので、気になる方はぜひ!


[Archive] 2nd album debris release live "play for debris set"

NEWアルバムの曲も聴けます。なんて太っ腹なんだ。

 

なんて優しい曲なんでしょうか。歌詞も耳と心にスッと入り込んできます。
メロディ&歌をそっと支えるバックの音も素敵。声も心地よいです。

エンドレスリピートしてしまいますね。この曲は。

自宅への帰り道や、なかなか会えない大切な人を思い浮かべながら、なんて時にオススメ。

 AAAMYYYは、Tempalayのシンセ担当の人ってイメージだったけど、ソロ活動もしているんですね。
この楽曲について調べたら、演奏陣は下記のメンバー。

Guitar: Seijun Kato(MONO NO AWARE)
Bass: TENDRE
Drums: Ippei Sawamura(SANABAGUN.)

TENDRE、ベースで参加してるんだ。ビックリ。

 

FEM。情報が全然無い状態ですが、ドストライクな楽曲でした。

Spotifyでは、2曲のみ(内1曲はremix)不定形のバンドとの事。

浮遊感のあるギターと、ポストロック的なリズムで完全に好みの音、囁くようなボーカルも曲にマッチしている。ドリームポップですね。今後の活動も気になります。

夜、音に包まれてまどろみたい時にオススメ。良い夢みれそう。

ひとことメモ

やっぱり、配信ライブでみたアーティスの楽曲は耳に残りやすいので、その後も繰り返し聴いてしまいますね。ポストロックバンドのバンドが多かったように思います。

そんな中、AAAMYYY『HOME』がとてもよかった。聴いた瞬間にも良さが伝わるんだけど、ジワジワと心に浸透してくるような、そんなスルメ的な楽曲でもありました。きっとこれからも長く聴く1曲になりそう。

  

今回はこのあたりで。次のプレイリスト公開は8月初旬予定です。余裕を持たせたので、ちゃんと予定通りにいくかな、、

どうぞお楽しみに。

Spotify 0622_0628プレイリスト(音楽のススメvol.8)

今日は、音楽のススメです。

 

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先週は更新が遅れてこのタイミングとなってしまいました、、

途中まで書いて下書き保存していたんですが、、なかなか仕上げられず。破棄するのもアレなので記録として残しておきたいので、このタイミングで 6/22~6/28分の更新となります。

 

6/22~6/28の1週間に聴いた音楽の中で、個人的にグっっときた音楽、
オススメしたい音楽をお届けします。良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

計10曲です。 

 

 

Spotifyプレイリスト

それでは、こちらがSpotifyプレイリストです。

 

 

ピックアップ曲のコメント

 

toconomaの新作アルバムから。

ギターのカッティングが気持ち良い曲。

toconomaは、どの曲もギターのカッティングが超絶気持ち良いです。

朝でも昼でも、気持ちをアゲたい時にオススメ。

 

彼らのライブは、演奏している喜びが伝わってくるところが好きです。

公式チャンネルにあがっているライブ動画があったので、気になった方はぜひどうぞ。


toconoma - Live at Shibuya O-EAST 2018 (Full set)

  

ギターの音色がスパニッシュ的というか。タイトルにBrasilてあるので、ブラジルのミュージシャンでしょうか。

バックで鳴っている、ベース的な役割の低音のギターが耳に残ります。あとは、ジャズぽい軽やかなリズム。この組み合わせが良いですね。

午後の気だるい雰囲気に合いそう。異国の街でこの音楽をかけると、迷い込んだ主人公ぽさが出そう。という事で、知らない街に出かけた時にオススメ。

  

イントロは、ミニマルミュージックのようにささやき声で始まり、サビで盛り上がりますね。こんな曲展開するんだ、予想できない意外さでした。

サビのタイミングで雲の影から太陽の光が差したらドラマティックですね。という事で、曇りの日の散歩にオススメ。陽の出るタイミングを予想しながら聴きましょう(難易度がえげつない) 

 

心をニュートラルにしてくれるような音。でも、ほんの少しの不安が隠し味というか。なんと言えばよいんでしょうか、この感じは。リピート再生必須。ゆらゆらと揺れながらトリップしそう。
焦っていたり、フワフワしていたり、心がザワついている時にオススメ。

 

君島大空と塩塚モエカによるカバー。塩塚モエカは羊文学のギターボーカルの人ですね。七尾旅人の原曲も良い曲ですよね。

寄り添うような声がgood。ギターの音色も優しいです。

夜、静かな環境で聴くのにオススメ。

 

今週のひとこと

今週は、toconomaの音楽が印象に残ってますね。そこから、ギターが印象的な音楽を自然とチョイスしていたのかも。

toconomaは、先週に配信ライブも開催していて、それを観た事もあったかもしれません。ライブ楽しそうだったので。

まだまだライブに行けるような日常は遠いですね。以前のようにライブ会場で、その場の雰囲気や熱気も含めて音が楽しめるようになると良いですよね。 

 

今回はこのあたりで。

週明けには、プレイリスト公開しますのでお楽しみに。

Spotify 0615_0621プレイリスト(音楽のススメvol.7)

今日は、音楽のススメです。

 

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6/15~6/21の1週間に聴いた音楽の中で、個人的にグっっときた音楽、
オススメしたい音楽をお届けします。良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

計10曲です。 

 

 

 Spotifyプレイリスト

それでは、こちらがSpotifyプレイリストです。

 

 

 ピックアップ曲のコメント

 

中国語で“おじいちゃん”という意味らしいです、YeYe(ィエィエ)さん。
声が良いですよね。音に溶け込んでいるような、ふわふわっとしているような。
でも、、はっきりと存在感もあって。不思議な心地良さ。
「STEP IN TIME」は、楽曲もカッコイイです。曲の真ん中でグイグイと引っ張っていくベースと、気持ち良いギターカッティング、そこに乗るボーカル。心地よい音楽。
もうこれは、一日の始まりの朝にオススメ。リズムに合わせてステップ踏んで歩きましょう。

 

Youtubeには、リアルタイムでフレーズをサンプリング&ループさせてこの楽曲を演奏しているLIVE映像もありました。


ルーパー演奏「STEP IN TIME」-acoustic solo version- #05

楽曲もクールでカッコ良いけど、このLIVE映像は音楽を楽しんでいる気持ちが伝わってくるので好きです。少しずつ音が積みあげられていく過程をみるのは楽しいですよね。

 

YeYeとは、また異なるタイプの魅力的な歌声、mei eharaさん。
柔らかく、少し素朴な感じも受けます。耳にスっと入ってくる声。ノスタルジックな気持ちになりますね。
楽曲はミツメに近いかな、と思います。
夕方に土手を歩いていて、少し休憩がてら腰を下した時にぴったりオススメ。 

 

Julien Baker(ジュリアン・ベイカー)は、ギターの音色が好みなんですが、歌声も伸びやかで、静かに力強くて最高です。静かに満たされていくような感覚になります。
少しずつ水が溜まっていくように、心にパワーが溜まっていくような。
気分がふさぎ込んだ時に、外を見ながらヘッドフォンをして聴くのがオススメ。 

 

少し昔の映像ですが、好きなLIVE映像を。

めちゃくちゃ良いです。エモーショナル。映像もカッコ良い。


Julien Baker - Something | OurVinyl Sessions

エンドレスリピートできる。

 

安藤裕子さんは、声がとても好きで。声に感情が宿っているというか、これぞ歌姫なイメージですね。
この曲は、イントロから静かに始まり、サビで壮大さを感じるアレンジになり、歌声だけで終わる。一遍の映画みたいな曲。
この曲も夜にオススメ、ぜひ電気を消してヘッドホンで。

 

大好きな1曲をYoutubeより。


安藤裕子 / パラレル

このドラムの疾走感が好きすぎて100回以上は聞いてる。

安藤裕子とドラムのみ、というシンプルなPV。そこがカッコ良いです。

PVで叩いてる方(矢部浩志)と、音源のドラマー(佐野康夫)は違う方なんですが。

佐野康夫さんのドラミングが気持ち良すぎて、この曲もエンドレスリピート。

 

こんなに夜が似合う曲があるのか、というくらい声とトラックが気持ち良い。丸みがあって、ゆったりとしたグルーブ。

おやすみ前にオススメ。きっと素敵な夢を見れそう。

 今週のひとこと

今週は、女性アーティストが多かったなという印象です。特に声にフィーチャーしていたような気がします。YeYe(ィエィエ)さんに刺激されて、無意識に色々なタイプの声を聴きたいと思っていたのかもしれません。

YeYeは、過去曲や、これから発表される新曲共に、とても気になるアーティストでした。

様々なタイプの魅力的な歌声に出会えて良き週間でした。皆さんにも、聴き入ってしまうような好きな歌声というものがあるかと思います。

聴いている音楽の中で声に注目してみるのも良いかもしれませんね。

 

今回はこのあたりで。

また、来週もプレイリスト公開しますのでお楽しみに。

ゆるいゾンビコメディだけど、メッセージは強め「デッド・ドント・ダイ」(映画のススメvol.15)

今日は、映画のススメです。


これからご紹介する映画は、カンヌ映画祭のオープニング作品となったのですが、監督が持っているイメージと本作品内容から異例のサプライズとなり、観客騒然に。

その監督とは、ジム・ジャームッシュ
アメリカインディペンデント映画の代名詞的な存在ですね。

ミニシアター全盛の時代には、この監督の作品を知っていると、映画通を名乗れるような、そんな存在でした。チラシやポスターがカッコイイんですよね。

 

そのジャームッシュが、今回手掛けたのはゾンビ映画でした。

 

『デッド・ドント・ダイ』

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世の中には数多くのゾンビ映画がありますが、ジャームッシュ流のゾンビ映画とは、

どんな映画なのか。鑑賞前は、その点が非常に気になっていました。

それでは、感想を書いていきたいと思います。

 

 

予告編


6/5(金)全国公開『デッド・ドント・ダイ』/日本版60秒予告編

 

感想

ゾンビ映画への愛と、皮肉やブラックユーモア満載のオフビートコメディ。

名作オマージュや、小ネタが満載で、メタ的なネタや第4の壁を越えてきたりと、盛りだくさんの内容でした。

その中で自由に(いや台本通りというべきかw)楽しそうに演じる俳優達が魅力的。

そういった劇中のゆるいコメディタッチの内容から一転して、強いメッセージで締め括るラスト。

とはいえ、いきなり現代への批判とも取れるメッセージが唐突に差し込まれるわけではなく、劇中でも分かりやすくテーマに言及していたりする親切設計ではありました。

その不思議なバランス(コメディとシリアス)で成り立っている作品ともいえます。

監督の伝えたかったメッセージを受け止めつつ、ゆるいコメディや、小ネタ探し、俳優達の魅力的な演技を楽しむ。

そういったバランスで楽しめれば面白いと思います。

  

GOOD ポイント

メインの登場人物となる、ビル・マーレイアダム・ドライバー2人のコンビ。バディムービーの変化系と言えるのかどうか。噛み合ってないんですよね、この2人w

2人共、無表情と独特の間で笑わせてくれるのですが、言ってみればボケとボケ。ツッコミ不在の漫才みたいな独特のバディ感。個人的にはそれがツボでした。

 

  • 過去の名作のパロディ、オマージュ、登場人物達の過去出演映画の小ネタなど

個人的には、アダム・ドライバー関連のスターウォーズネタが笑えました。
その他にも映画内に多数あって、知っていればいるほど面白いと思いますが、もちろん知らなくても楽しめます。
第4の壁を越えてくる(観客に向けての)セリフにはビックリしましたね。

かなり面白かったけれど、それをここで言うの!?というタイミングでブッ込まれます。ネタバレはしませんが、映画のテーマソングや、セリフについてです。

気になる方は、ぜひ劇場で確かめてみて下さい。

 

BAD ポイント

  • 一般的にイメージするゾンビ映画、コメディ映画を期待するとガッカリするかも

いわゆるゾンビ映画的な恐怖や、ビックリ要素はありません。

先行き不透明感はありますがw

あとは、結末について観客に向けて丁寧に伏線を張ってくれてます(あれを伏線というかどうかは難しいですが)

そして、コメディ作品である事には間違いないけれど、監督からの強いメッセージ(現代への批判、批評)が直接的に込められていて、ラストにも反映されてるので、完全なコメディとしては笑い飛ばせないんですよね、、

果たして自分自身はどうなのか。疑問をつきつけられます。

 

ジム・ジャームッシュの作品に親しみがないとノレないかもしれません、

笑いの間や、ギャグを入れてくるタイミングとか。日本的な笑いではないので、他の監督作品で慣れておくと、より良い映画体験になるのではないかと思います。

 

関連作品のオススメ

『パターソン』

ジム・ジャームッシュ監督作品。アダム・ドライバーも出演しています。
日常描写を丁寧に描き、日々の気づきを促してくれる良作です。

 

スリー・ビルボード

この作品をなぜ関連作にしたのか、疑問に思う方もいるかもしれません。
本作の主人公が3つの看板広告を出しますが、その際に依頼する広告会社の経営者、チャラい雰囲気なんだけど、気弱な彼。覚えているでしょうか?

終盤の印象的なシーン、オレンジジュースの彼といえば思い出す人もいるかも。(あれは号泣シーンですね)

f:id:entamedaisuke:20200617190808j:plain

この人。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズという俳優なんですが、その彼が「デッド・ドント・ダイ」に、ゾンビ知識豊富なGS店主として出演しています。良いキャラクターでした。
最初は全然分からなかったのですが、名前検索をして思い出し、オレンジジュースの彼だ!と分かり、猛烈に愛しくなりました。
スリー・ビルボード』傑作だと思いますので、未見の方はぜひオススメします。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

『デッド・ドント・ダイ』いかがだったでしょうか?

スローテンポな映画が好きな方、ゆるいコメディ好きの方にはぜひオススメします。

鑑賞後に、あれこれ感想を言い合いたい映画ですよね、良かったらコメントもお待ちしています。

 

今回はこのあたりで。

 

Spotify 0608_0614プレイリスト(音楽のススメvol.6)

今日は、音楽のススメです。

 

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6/8~6/14の1週間に聴いた音楽の中で、個人的にビビビっときた音楽、
オススメしたい音楽となります。計10曲です。

良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

 

 

 Spotifyプレイリスト

それではSpotifyプレイリストの公開です。

 ピックアップ曲のコメント

OSO OSO(オソ・オソ)とアーティスト名を読むみたいですね。
音楽的には、インディーロック~エモのジャンル。
クリーントーンのギターと、心地よいヴォーカル、叙情的なメロディ。アガりますね。
タイトルの通り、朝にオススメ。
この曲をイヤホンで聴きながら、家のドアを開けたなら、駅までの道のりを歩く自分もまるでミュージックPVに出演しているように感じられます。(心持次第で)

 

このジャケットがまず良いですよね、目を惹きます。空に浮かぶ気球は絵になります。
ずっと聴いていたい気持ち良いギターの音色とフレーズ。
「Do you remennber」と繰り返すハスキーな歌声と、音数の少ないトラックが切ない気持ちにさせます。
日常の中の切ないシーンや、マンガやドラマなどの切ないシーンを思い出しながら聴く時にオススメ。

 

この曲も完全にジャケットから入りましたが、良い写真ですよね。空の青色が好みです。さりげなく白地で入っているタイトルもオシャレ。
ゆったりとしたギターのカッティングが心地よいです。
午後の柔らかい日差しの中、コーヒーでも飲みながらのリラックスタイムにオススメ。

次の曲「&I」は、ベースラインがカッコ良いです。自然とステップを踏みたくなるリズム。

 

冨田ラボがボーカリストを招いた1曲だと思うんですが、とにかく声が心地よいです。

空間に広がる低音に声が溶け込んで、、、なんか、、心地よい眠気がzzz。

一日の終わりの自宅でゆっくりタイムにオススメ。

 

今週のひとこと

今回、ジャケットから音楽をチョイスする事が多かったですね。

以前なら、CDショップでCDジャケットを色々眺めながら、気になったジャケットを手に取って視聴する⇒購入する。所謂ジャケ買いをしていた時期もありました。

ジャケットがカッコイイバンドやアーティストは曲も良いな、なんて思いながら、宝を掘り当てた気分になっていましたね。

現在は、配信曲のジャケットがスマホの小さな画面に小さく表示されるのみですが、それでも目を惹くジャケットはありますよね。ジャケ配信聴きも楽しみながら、日々音楽を発掘していきたいなと思います。

 

今回はこのあたりで。

また、来週もプレイリスト公開しますのでお楽しみに。

MCU作品どれから見たら良いの?問題について考えてみた結果のオススメ(映画のススメvol.14)

今日は、映画のススメです。

 

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タイトルにも書いた通り、MCUは作品数がかなりあるので、どれから見たら良いの?問題があると思います。

その問題について自分なりの解答が出せれば良いなと考えました。

本当は最初から順を追って1作品ずつ観てもらいたい気持ちですが、なんとか3作品に絞ってオススメします。

 

 

MCU23作品リスト(現在までに劇場公開済)

まず、現在までに公開している23作品をご紹介。

フェーズ1
『アイアンマン』(2008)
インクレディブル・ハルク』(2008)
アイアンマン2』(2010)
マイティ・ソー』(2011)
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
アベンジャーズ』(2012)

フェーズ2
アイアンマン3』(2013)
マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
アントマン』(2015)

フェーズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
ドクター・ストレンジ』(2016)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)
ブラックパンサー』(2018)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
アントマン&ワスプ』(2018)
キャプテン・マーベル』(2019)
アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)

 

23作品て、並べてみると相当にインパクトありますね。

リストが長い、、

 

MCUと私

次に私とMCUの関係性というか、こんなスタンスで観ていますよ、という紹介です。

どれくらい好きな人のオススメなのかが分かった方が良いかなと思いますので、こちらに書いておきます。


私はMCU23作品の内、6割くらいを劇場で鑑賞し、残りの3割はDVDや配信など、最後1割は未鑑賞、、そんな状態で現在の最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までをリアルタイムで追ってきていました。

 

今回は、外出自粛期間を利用して約1カ月で23作品を再鑑賞しました(2作品は初鑑賞)

ので、MCU熱が高い内に考え抜いたオススメの3作品になります。

 

ちなみに、約1カ月ほぼ毎日MCU作品を楽しんでいた事のメリットをリスト化するとこんな感じ。

 

作品世界に没頭しやすい

MCU全体を通しての伏線や仕掛けに気づきやすい

キャラクターの心情の変化に寄り添いやすい

(ディズニーデラックスの無料期間中に目一杯楽しめる)

 

10年かけて劇場公開してきた作品を1カ月で楽しむ、ギュギュっと時間を圧縮した贅沢な楽しみ方でした。時間がある時にオススメします。

 

オススメ3作品

それでは、MCUの中で、順番を気にせずに単独で観ても楽しめる3作品を発表します。

過去作との繋がりなど予備知識が無くても楽しめる

シリーズ作の1作目

という条件で選びました。

 

『アイアンマン』 

MCUシリーズ始まりの1本。この作品のヒットが無ければMCUが産まれてはいなかったでしょう!
今までに数回観ていますが、改めて感じるのは、物語の緩急の巧さ。カッチリと決めて、外す。シリアスとコメディ。この緩急が続く事により最後まで楽しめます。
そして何よりもトニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrの魅力が満載。

笑って楽しめるアクション映画を観たい時にオススメ。
ラストもスッキリ爽快なので後味も良いです。

 

過去の記事でも書いていますので、気になった方はチェックして下さい。


entamenosusume.hatenablog.jp

 

 

アントマン

元泥棒でバイトもクビになった中年お父さんが娘の為にヒーローになる話。
娘を思う気持ちが力の源という応援したくなるヒーローで、終始コメディ寄りの作風。家族での鑑賞にもオススメ。
体のサイズが、ミクロ⇒巨大に変化する能力を駆使して闘うアントマン
日常も視点を替えるとスペクタクルだな!という気づきを贅沢に堪能できます。

主人公と仲間達のキャラクターも、どこか癒し系なところがgood。

 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

この作品のみ、キャプテン・アメリカ単独作の第2作目なので、オススメすべきか迷ったんですが、事前知識が無くても伝わる事間違い無し!のアクション描写が凄まじくカッコイイので、選びました。

アクションだけではなく、ストーリー展開の面白さもあるので、ストーリー、アクション双方の魅力が沢山詰まっています。

ストーリーとしては、
ある巨大な陰謀に巻き込まれ、迫りくる追手をかわしながら真実を探す。
誰が味方か敵か分からないスリリングさ。
黒幕は誰なのか。(キャスト的に予想は出来るけど)
巨大な陰謀を阻止し、世界を救う事は出来るのか、といった内容。

 

アクション描写ですが、
アクション映画好きも唸る迫力とスピード感。

肉弾戦、銃撃戦の迫力は勿論、
高低差を使った立体的なアクション、閉所での息詰まるアクション、カーチェイス、ナイフアクション、パルクール

アクションをどのように魅力的に見せるかを徹底的に考え抜かれた素晴らしいアイデアとカメラワーク。

カット割りが早すぎて何が起きているのかよく分からないアクション描写に遭遇する事があると思いますが、この作品はスピード感がありつつ、どんな動きをしているのか分かりやすい。これって凄いですよね。

 

友情、正義、真のリーダーとは?といった普遍的なテーマと、胸が熱くなる展開がてんこ盛りのアクション映画としてオススメ。

 

まとめ

以上の3作品となります。

どうでしょうか?

この中に気になる作品はありましたでしょうか。

希望としては、公開順に初めから1作品ずつ観ていってほしいと思っていますが、沢山ある作品の中から、何かしら取っ掛かりの1つとして観てもらってMCUに興味を持ってもらえたら嬉しいなという気持ちでピックアップしました。

 

シリーズを長く見続けているからこそたどり着く感動や伏線、あの俳優も出演していたんだというサプライズなど、色々な角度から楽しめるのがMCUだと思っているので、映画好きだけどまだ観ていないんです、という人に興味を持って貰えたら嬉しいですね。

 

今回はこのあたりで。

 

Spotify 0601_0607プレイリスト(音楽のススメvol.5)

今日は、音楽のススメです。

 

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6/1~6/7の1週間に聴いた音楽の中で、個人的にビビビっときた音楽、
オススメしたい音楽となります。計10曲です。

良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

 

それではSpotifyプレイリストの公開です。

 

 

 【ピックアップ曲のコメント】

イタリアの音楽家のようです。情報が少なくて詳しい事は分かりません。
美しい曲。ノイジーな音もあるけれど、鍵盤、声が優しく語りかけてくる。それでいてエモーショナル。音の中に溶け込んでいったらしばらくは戻れませんので注意。

身も心も音楽に浸りたい時にオススメ。

 

ゆったりとしたリズム、温もりのある音、少しぶっきらぼうな歌。心地よい音楽。
日常の中にある些細な動きも、この音楽が添えられたらダンスと呼べそうな。
間奏の潰れたような音のギターソロがアクセントになっていてカッコイイ。

休日の朝、ゆったりとしたテンポで景色を見ながらの散歩にオススメ。

 

んoon(ふーん) というバンドのカバー曲。原曲もとても好きな楽曲だけれど、このカバーもグッド。
長谷川白紙の楽曲は、情報量が多くて難解で聞いていて疲れてしまう時もあるけど、、
この曲(今回の配信リリースされたアルバム全体に言えるけれど)は、鍵盤と歌のみのシンプルな構成で、聴きやすく、歌声の魅力が目立つ。この曲によって彼の声が好きなんだと気づいた。原曲の素晴らしさも伝わるアレンジ。

もう1曲「シー・チェンジ」はオリジナル楽曲だけれど、曲と声の美しさが際立つ。
自然な光が煌めいている感じ。

2曲共に、夏の日のキラキラした光にピッタリ。ベランダから差し込む光を見つめたい時にオススメ。


Freewayのオリジナル版、んoonのPVも良かったらどうぞ。良い曲。
ものすっごい斬新なPVです。注目ポイントは髪。もさもさでさらさらです。


んoon - Freeway

 

アダルトな雰囲気の夜の歌。セクシーな声。
初めはジャジー、R&Bな曲調で進んでいき、中盤の大サビで転調し突如テンションが爆上がり。
「レスキューレスキュー~」の声に合わせて、まずドラムが激しくなり、急にベースが爆発。それまではゆったりとしたグルーブで曲を支えていたベースが暴走。
ベースがレスキューしてきます。(←言いたかっただけ)
70%くらいで余裕を見せてきたのに急に150%の激しさにビックリ。
信じられないようなベースソロが展開し、ドラムも呼応するように激しさを見せて突き抜けます。そして何事も無かったかのように、ゆったりとしたリズムに戻ります。

 

めちゃくちゃカッコ良いです。

(大事な事なのでもう一度)

んめちゃくちゃ超カッコ良ぇいでっす!

(文章も乱れました)

正直、10回以上繰り返し聞きました。ライブで観たい。

夜、全てのストレスやしがらみを振りほどいて心の中でダンスしたい時にオススメ。
ヘッドホンで音量大きめで聞いて欲しい。

 

ドラムの気持ち良い音にハスキーな声。ハイアットの子気味良さが特に好み。
心が落ち着く音楽、大人の子守歌のよう。ジャジーでありながらソウルフル。

一日の終わり、眠る前にゆっくりと自分の時間を持ちたい時にオススメ。

「Bittersweet」の温もりありギターの音も気持ちよい。ぜひ2曲続けてどうぞ。

 

今週の新譜は、邦楽で好みの楽曲に多く出会えたような気がします。

特に大比良瑞希は、新譜アルバム通して好みだったので、これからも動向が気になるアーティストです。そしてピックアップコメントも熱量高く長くなりました。

リアン・ラ・ハヴァスも、大比良瑞希が影響を受けたアーティストという事で聞いてみたら、好みでしたし。

1人のアーティストから他のアーティストに繋がっていく感覚も音楽の楽しみの1つですよね。そのアーティストの構成要素、ツリーを垣間見ているような。

 

今回はこのあたりで。

また、来週もプレイリスト公開したいと思います。