エンタメのススメ

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映画、音楽、アニメ、マンガなどの個人的なおすすめを紹介するブログ

Spotify 0525_0531プレイリスト(音楽のススメvol.4)

今日は、音楽のススメです。

 

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5/25~5/31の1週間に聴いた音楽の中で、個人的にビビビっときた音楽、
オススメしたい音楽となります。計10曲です。

良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

 

それではSpotifyプレイリストの公開です。

 

 

【ピックアップ曲のコメント】

 

浮遊感。スカスカの音が気持ち良い。

あとは歌詞が脳内にこびりつく。ゆらゆら帝国っぽいです。
ふらふらゆらゆら~と音に乗りたい時、疲れた気持ちの時にオススメ。

 

東京という冷凍都市に生きる僕たち私たちにぴったりと寄り添う、オシャレソング。
夜のネオンが煌めく街を車内から眺める時に鳴っていて欲しい感じ。
ジャンル的には、ネオソウルかと思います。
電車降り過ごして、2駅分くらいタクシー乗る時の罪悪感をオシャレ感で打ち消したい時にオススメ。

 
PVをチェックしてみたら、夜の街(新宿、浅草あたりですかね)をご本人が散歩したり疾走したりしていました。このPVもオシャレ。


東京フラッシュ / Vaundy :MUSIC VIDEO

 

Vaundy。まだ19歳という若さでこの楽曲のクオリティ。
見た目と楽曲のギャップにもビックリ(良い意味で)。
あと制作楽曲の幅広さがすごい。次の曲は、公園散歩で口笛吹きながら聴きたい感じ。

 

ドラムとベースの絡み合いが個人的なツボを直撃。真ん中で鳴っているベースの低音がグッド。けだるい感じの歌声も楽曲にピッタリ。
夕方の光が部屋に差し込んできて、ヘッドホンでインディーロック聴きたい時にオススメ。

 

PVもチェックしてみたら、けだるい感じで良かったです。ミニシアターで上映している作品のようなストーリー。日本ではこういうPVは無いだろうな。


Soccer Mommy - Your Dog (Official Video)

 

映画『アナと雪の女王2』(吹替版)を鑑賞してから耳から離れないこの楽曲。
「ああ~ああ~ああ~~」(作品鑑賞した方なら必ず分かるアレ)という劇中でもキーとなる、この呼び声と呼応するように盛り上がってくるところがエモい。
日常生活の家事をする時に、この楽曲をBGMにしてエルサになりきったら楽しいかもしれません。
右手にお風呂クイックルを持って、浴室に入った時にオススメ。

 

スペイシーなキーボードが気持ち良い。気持ち良すぎる音に身を任せて。脳に響く感じです。
一日の終わりにただただ音に浸りたい時にオススメ。
ジャケットもカッコ良いです。このジャケットを眺めながら聴いても楽しめます。

 

今週の発売/配信されたVaundyの新譜が良かったですね。ピックアップした曲以外も、アルバム全体を通してどの楽曲も隙がなくグッドミュージックでした。

制作楽曲の傾向は違いますが、米津玄師、岡崎体育のような多彩さ、楽曲クオリティの高さを感じました。きっと今後もっと注目されていくだろうなあ。

映画の中で使用された楽曲は、良い印象があればあるほど記憶に残りやすく、音楽を再生すると映画の該当シーンも蘇る効果もあってついついリピートしてしまいます。

あのシーンを追体験したい!という感覚ですね。

 

今回はこのあたりで。

また、来週もプレイリスト公開したいと思います。

Spotify 0518_0524プレイリスト(音楽のススメvol.3)

今日は、音楽のススメです。

 

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5/18~5/24の1週間に聴いた音楽の中で、個人的にビビビっときた音楽、オススメしたい音楽となります。計10曲です。

良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

 

それではSpotifyプレイリストの公開です。

 

 

【ピックアップ曲のコメント】

ジャケットもポップで好み。軽快なリズムのイントロで気持ちが軽くなり、サビの爽やかさでビシッと決まります。 目覚めの1曲にオススメ。トースターでパンを焼いたら、ノリノリでバターを塗れるんじゃないでしょうか。ピーナツバターも可。

 

これまたジャケットが良し。

前述の楽曲とはまた違った軽快さ。これぞインディーポップて感じの曲調ですね。

ウキウキな気分になれそうなので、散歩のお供にオススメ。

 

ちなみにタイのバンドみたいですが、Spotifyのプロフィールに魚人が写っていまして、メンバーなんでしょうか。メンバーなら担当楽器が気になるところ。

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 ポストロックバンドsowの2014年のEP。好きなバンドの1つなんですが、京都のバンドなのでなかなかライブで拝見できず(昔、野外イベントで1度だけ拝見)
イントロのドラムとギターの音色で、既にゾワゾワ。そこから、ジワジワと盛り上げていき、中盤でテンポが変わり、後半にかけて畳みかける展開がもう最高。ポストロックの王道的な展開ですが、とてもカッコ良い曲です。

落ち込んだ気持ちにそっと寄り添って、少し前向きにしてくれるような曲。前向きな気持ちになりたい時にオススメ。ポストロック好きなら絶対にオススメ!

 

 CHINESE FOOTBALL(チャイニーズフットボール)というバンド名なんですが、、一瞬スキップしそうになった手を止めて聴いてみると、エモ/ポストロックでカッコ良い。
ギターの音色も好み。音を聴くとこれは、AMERICAN FOOTBALLへのリスペクトて事なんだな、と解釈。(違ったらアレだけど)
しかし、タイトルが凄い。冒険島とは!(もう1曲は怪獣)

タイトルセンスもなかなかに好みです。
曲は、もう強制的にテンション上げてくれます。もう一気にMAXまでテンション上げたい方にオススメ。冒険島~怪獣まで2曲続けていきましょう。

反対にFlying Fishは切ないです。中盤のギターのストロークが感情を揺さぶってきます。泣けます。

 

 鍵盤の音に癒されます。そこに乗るボーカルもハスキーで良い感じ。サビ気持ち良すぎる。3:09が短すぎる。もうずっと聞ける。

もうこれは夜に、静かな環境で部屋を暗くして聞いて下さい。一日の終わりにオススメ。

 

 

こうやって並べてみると、5/18~5/24はポストロックweekだったかも。

sowの昔の音源が配信で解禁された事が影響したのかもしれません。来週も続くかも。

CDショップではなかなか出会えないアジアのバンドにも、まだ見ぬカッコ良いバンドが沢山いるみたいなので、引き続きSpotify聞き漁っていこうと思います。

 

今回はこのあたりで。

また、来週もプレイリスト公開したいと思います。

 

Spotify 0511_0517プレイリスト(音楽のススメvol.2)

 今日は、音楽のススメです。

 

音楽カテゴリの記事を、どのように書いていくか迷っていたのですが、Spotifyのプレイリストを公開していく事にしました。

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1週間の間に聴いた音楽の中で、個人的にビビビっときた音楽、オススメしたい音楽となります。計10曲です。

良かったら、日常生活のお供にどうぞ。

 

 

【ピックアップ曲のコメント】

 

何か壮大な物語の始まりを予感させる、SF映画のOPクレジットに合いそう。

宇宙でのミッションに旅立つクルーのような気分になれますので、一日の始まりにオススメ。

 

細かく刻んだハイハットに、ポコポコ鳴る電子音、その上に乗る浮遊感のある(ふにゃふにゃ)ボーカル。なんともいえない気持ちになるクセになる曲。フラフラとダンスしたい気持ちの時にオススメ。

 

リズム、ベース、ギター、歌。最高にアガります。声が楽曲に完ぺきにマッチングしていると思う。至福の3:41。気分を盛り上げたい時にオススメ。

この曲は、既存の曲をメンバーが各自の自宅?で演奏し、リモートで制作したみたいですね(ジャケット、PVから推測)

 

PVもオススメです。キーボードの人、自宅スゴイですね。


CHVRCHES - Forever (Separate But Together Version)

 

蓮沼執太フィルの新曲。

以前、ソロのオンラインLIVE(SONYPARKLIVE)時に披露していた、完全リモート制作で仕上げたという楽曲が配信リリースされたようですね。早いし、凄い。

蓮沼執太フィルの楽曲の中では、だいぶテンポ早めのアグレッシブな曲ですね。カッコイイです。またフィルでのライブを観たいです。

リズミカルかつカラフルな楽曲なので、家事の時などにオススメ。

 

ゆったりとしたリズムに揺られ揺られて、サビに入った時の高音ボイスが最高。ソウルフル。一日の終わりにゆったりと過ごしたい夜にオススメ。

 

Spotifyのオススメ機能の精度すごいですよね。確実にツボをついてきます。

昔は、レコードショップに行って、何時間も視聴して自分に合う音楽を探していたんですが、、今はネットで、自分で探していた頃よりも広く深くまだ見ぬ素晴らしい音楽に出会えます。

 

今回はこのあたりで。

また、来週もプレイリスト公開したいと思います。

 

オンライン映画鑑賞会を開催してみて思った事

今日は、先日実施したオンライン映画鑑賞会のイベント自体の振り返りをしたいと思います。

 

オンライン映画鑑賞会をGWに開催していました。

こんな企画でした。

 

entamenosusume.hatenablog.jp

 

本ブログとTwitterで告知をして、実施してみた感想を書いておきます。
主に反省点が多め。


まず発端は、気軽な気持ちで、映画を同時再生して、感想などを堅苦しくなく話合う場を作れたら良いなと思ったところから。

そこで鑑賞作品をどうするか。
浮かんだ作品は、ファンも多く、映画作品として間口が広いMCUでした。

GWの6日間と、フェーズ1の6作品が丁度良い、バッチリハマる!と、あの時の私は思っていたわけです。

 

そう企画を始める前までは、、

 

まず、このブログは始めたばかり。
そして、Twitterでの集客にも四苦八苦。

 

なかなかに告知する事は難しい。

 

そして、観るタイミングは人それぞれなので、その鑑賞タイミングを合わせる、合わせてもらうという事の難しさも。

必ずしもシリーズの始めから追っていく人ばかりとは限りませんしね。
鑑賞ペースに関しても、MCUファンであるほどに、もっと早いペースの方もいるようで。

フェーズ1を1日で制覇したり。

凄い、1日に2本以上は無理だ、、頭痛してきちゃうタイプなんで。

 

MCUは間違いなく面白い作品なので、企画内容、実施タイミング、あとは私自身の発信力、宣伝方法、実績、と。不足している部分を認識できました。
(え、ほぼ全部?)

 

面白い発信をしている人、という実績があれば、もしかしたらもう少し興味を持ってくれる人もいたかな、と。
発信に関しては、このブログを積み重ねていく事かなとも思うので、引き続きエンタメをススメていきます。

 

あとは、手探りで開催をしたにも関わらず、参加してくれた参加者の方には、本当に感謝しています。ありがとうございました。6日間続けるパワーをもらいました。

 

次回からは、いつものスタイルで記事を書いていきます。


あとは、自分の記事を読みなおしてみると、音楽の記事が思ったより書けていないので、実験的にSpotifyで出会ったグッドミュージックなど紹介していこうかな、と思ってます。


ここまで読んでいただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします!

ヒーロー大集合で立ち向かうぞ!でも、一致団結は難しい(映画のススメvol.13)

オンライン映画鑑賞会時に鑑賞したMCU作品の振り返りの続きです。

今回の記事では、6日目に鑑賞した作品の感想について書いていきます。
ついにヒーロー大集合のあの作品です。 
 

【DAY6】
アベンジャーズ』5/6 

 吹替版で鑑賞。

《主な登場人物》
トニー・スターク/アイアンマン:ロバート・ダウニー・Jr
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカクリス・エヴァンス
ブルース・バナー/ハルク:マーク・ラファロ
ソー:クリス・ヘムズワース
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン
クリント・バートン/ホークアイジェレミー・レナー
ロキ:トム・ヒドルストン
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
 

【作品の感想】
それぞれ単独作品にて、各キャラクターのオリジンと、特徴などを描き、ついにヒーロー達が揃った超大作。日本でいえば、同じ映画内で悟空とルフィとナルトが共存して闘う、ようなイメージでしょうか。

公開当時のキャッチコピーは挑戦的で話題にも上がりました。

こちらです。


日本よ、これが映画だ。

 

大げさにも思えるようなキャッチコピーですが、日本でこの規模で創られる映画は今後も無いでしょうし、このスケール感を堂々とアピールする相応しいコピーだなと思います。


アベンジャーズ』は、個性強めな各ヒーローが集まり、地球の危機に立ち向かう。

簡単に言ってしまえば、これだけなんですが。笑

個人プレイヤーだったヒーロー達が、どうやってまとまっていくのかというチームビルディングの話として楽しむ事もできます。

 

自由奔放なヒーロー達をまとめていくのは誰なのか。

もちろんあの人しかいません。

キャプテン・アメリカです。

キャップの目線でストーリーをなぞり、行動を追っていくと、リーダーの大変さや気苦労が理解できて、より応援したくなるかも。いやほんと、苦労人ですから。

 

チームをまとめる大変さでいうと、ニック・フューリーも気苦労ポジションですね。

アベンジャーズというチームのリーダーは、キャプテン・アメリカですが、アベンジャーズはS.H.I.E.L.D.という組織に属していて、そのリーダーはニック・フューリー。

S.H.I.E.L.D.の上には、評議会のようなものがあり、その上には国家があり、と。

チームを率いる事も大変ですが、組織をまとめる事はもっと大変、、

この2人がどうやってチームをまとめていくのか。2人の行動に注目するのも面白いです。

キャプテンは真面目にまっすぐに。
フューリーは、相手の心理を読んだり揺さぶったりと手段を選ばない。
このあたりは、性格は勿論ですが、年齢や経験を感じさせますね。
どちらが正しいという訳ではないですが、色々な方法で解決する姿が伺えます。


各キャラクターの特徴や強さを順番に見せていく流れもテンポよく飽きさせない工夫がありました。

 

ホークアイ、ブラック・ウィドウ、ハルク、キャプテンアメリカ、アイアンマン、ソー

この順番でキャラクターが登場。

 

単独作がないホークアイ、ブラック・ウィドウ、俳優交代のあったハルク。
彼らを初めに紹介する。この順番も上手いなーと。

 

ホークアイは、敵側に回る事で、ヒーロー達がその能力を体験する。敵に回すと厄介なタイプという事が浮き彫りになる。

 

ブラック・ウィドウは、持ち前のアクロバティックな近接格闘を披露。

 

ハルクは、怒らしたらヤバイだろうな~が伝わってきますね。サスペンス的な緊張感もあり。

 

キャプテンアメリカ、をフューリーが直接スカウトに行くあたりは、彼に対する敬意なのかなと思ったり。サンドバックを使い捨てにする程のパンチ力だったとは!地味だけど。笑

 

アイアンマンは、ド派手な登場で期待を裏切りません!キャップとアイアンマンの出会いがとてもあっさりした挨拶だけなのは意外でしたね。

 

ソー、何も言わずに乗り込んできてロキ奪ったら、そりゃ問題になるよね、という。笑
アベンジャーズ』でのソーは、マイティ・ソーで成長する前のソーに見えてしまいますね、、残念。


各キャラクター同士の関係性も面白いです。

 

同じ科学者同士で話が通じるハルクとアイアンマン。

 

過去に同じ任務をしていたらしい親密さを感じるホークアイとブラック・ウィドウ。(ブタペストで何が!?)

 

考え方の違いから衝突するキャップとアイアンマン。この2人は度々ぶつかります。まあタイプが全然違いますしね。

 

その後のMCUシリーズにも影響する要素が、既に『アベンジャーズ』には散りばめられています。

 

ヴィラン側がヒーローを追い詰める手法にも、新しさを感じました。
今回のヴィラン・ロキの策略は、徹底的にチームの団結を壊そうと、相手のメンタルを攻撃します。仲間割れを誘い、団結を阻止するわけですね。力対力ではなく。相手の弱点を突く。
武器の効力を使いながら、相手をうまく自分の土俵に誘い、まんまとヒーロー同士が口論へ、そこからの一触即発状態へ。ハルクが変身するんじゃないかとハラハラドキドキのサスペンス状態に。
このシーンを中盤で丁寧に描くあたりも、クライマックスのバトルシーンを盛り上げる為にうまい構成だなと感じました。

ヒーローチームが1つになる難しさ、過程を丁寧に描くからこそ、バラバラになったヒーロー達が再び集結し、巨大な敵に立ち向かうクライマックスにカタルシスがあります。ヒーロー達が連携して攻撃するシーンは本当にカッコ良いですね。

 

そして、アベンジャーズメンバーの特徴を捉えて、的確に指示を出していくキャプテンの姿。彼はここでチームの皆に認められリーダーとなったんだなと思うと、なんだか誇らしいです。

 

個人的に注目したいのがホークアイ

 

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超人ヒーロー達の中にいても負けない存在感がありました。

もちろん、演じているジェレミー・レナーの魅力もありますが、キャラクターの立ち位置、持っているスキルとしても魅力的。

まず、弓矢という地味な武器の使い手ですが、その弓の技術が超人的。
離れたところから、PCのコネクト部分に直接矢を打ち込みハッキングするって、どんだけ凄いんだ、と。
爆発のタイミングを調整できる弓矢も武器を使いこなしている感があって好きです。
弓矢を打ちすぎて、弦で敵を殴打したりするあたりもほほえましいです。
鍛えあげられた戦士ではあるけれど、人間であり、知恵とスキルで戦うヒーロー。

ブラック・ウィドウもそうですが、こういった人間側に近い立ち位置のヒーローもアベンジャーズに含まれているのが、他にはないアベンジャーズの魅力です。

 

もう1つの注目点は、ハルク

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マーク・ラファロの面影ありますね。

 

ハルクの強さも際立っていました。
コントロール不能な暴走ハルクが、このメンバーの中でどういった強さを示すのか気になっていましたが、アベンジャーズの中でも手に負えない暴走っぷりでした。こんなに強いんだ、という驚き。

ロキをおもちゃのように何度も地面に叩きつけるシーン。端的にヤバさと強さが垣間見えて凄かった。叩きつけられた後のロキの驚いた顔は必見です。


かくして、ヒーロー達は、この未曽有の敵をなんとか打ち倒し事なきを得たんですが、
この闘いの影響が各ヒーロー達にどういった影響を及ぼすのか。そういった部分まで配慮されているのがMCUです。

 

個人からチームへ、チームから個人へ。これが繰り返されて、より強く複雑に。

彼らが再び出会うのは、フェーズ2『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。
楽しみですね!

 

最後に、アベンジャーズを観たら食べたくなる料理シャワルマの画像を貼っておきます。


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シャワルマ、という名前に馴染みが無かったですが、ケバブサンドに似た中東を代表する料理の一つみたいですね。食べてみたい。

 

MCU作品の感想は、これで6作品全てとなります。

次の記事で、オンライン映画鑑賞会のイベントそのものを振り返りたいと思います。

キャプテン・アメリカの長い長い闘いの始まり(映画のススメvol.12)

今日は映画のススメです。


オンライン映画鑑賞会時に鑑賞したMCU作品の振り返りの続きです。

今回の記事では、5日目に鑑賞した下記作品の感想について書いていきます。

 

 

【DAY5】
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』5/5 

吹替版で鑑賞。

《主な登場人物》
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカクリス・エヴァンス
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター:ヘイリー・アトウェル
チェスター・フィリップス:トミー・リー・ジョーンズ
ヨハン・シュミット/レッド・スカル:ヒューゴ・ウィーヴィング
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ:セバスチャン・スタン
エイブラハム・アースキン:スタンリー・トゥッチ
ハワード・スターク:ドミニク・クーパー


作品の感想
アベンジャーズの不動のリーダー、キャプテン・アメリカ

思えば、初めてビジュアルを見た時、見た目のコスチュームにそこまで興味も沸かず、
アメリカ感を全面に押し出したキャラクターなんだろな、暑苦しくて、アメリカンジョークを飛ばしてHAHAHAと笑う感じかな~、
と完全に決めつけていました。(なんと酷い偏見!)

 

しかし、彼の事を知れば知るほどに魅力が深まるキャラクターでした。

 

まず、戦闘スタイル。
基本的には近接格闘ですが、盾でも戦う。盾をフリスビーのように投げたり、叩いたりして戦うヒーローなんて前代未聞だと思うんですよね。
ちなみに盾が手元に戻ってくるのは、きちんと当てる角度を計算している、という設定らしい。緻密な計算すぎる!

 

パーソナルな部分にも着目していくと、キャプテン・アメリカ誕生の秘密、歩んだ歴史、どこまでもストイックな姿勢、正義の心。
こういった部分を理解していくと、もう彼ほどのヒーローはいないだろうと思えるほどにヒーロー度100%な熱き男。

なんといっても彼の強さは、どんな時でも諦めない心。何度でも何度でも立ち上がる。
ここにこそあるのではないかと。つまり、心の強さです。

 

キャプテン・アメリカ改めスティーブ・ロジャースは、国の為にと兵隊に志願しますが、持病と貧弱な身体を理由に失格。出身地を偽造し、なんと5回もチャレンジしたけれど、失格に。もはや執念ですね。
最後の運試しとして挑んだ6回目に、偶然出会ったエイブラハム・アースキン博士によって見いだされて合格となります。
そして、超人血清を打たれてキャプテン・アメリカへと変貌していくわけです。

ただ、肉体が強化された事によりヒーローになった訳ではなく、諦めない気持ちや、困っている人を助けるというヒーローに必須の要素を既に持っていた。
だからこそ、博士に見いだされ、彼しかいないと言われた。

訓練中の手りゅう弾のエピソードでも描かれていますね。このシーンに、彼の持っているヒーローとしての全てが集約しています。

誰よりも先に仲間の為に身を挺して守る、自己犠牲の精神。この姿こそキャプテンなんだな、と。彼が超人的な肉体を手に入れ、心に体が追いついた時は、とても嬉しかっただろうし、誇らしかっただろうなと思います。

 

彼が超人的な肉体を手に入れる時の実験で、彼を見出してくれた博士が亡くなってしまう。

 

その時に交わした約束。

「君のままでいてほしい。ずっと善良な人間のまま。」

 

亡くなる最後の瞬間にスティーブの心を指さし訴えたこの約束。

これは、きっとスティーブの心に奥にずっと存在する大切な約束であり、彼がキャプテン・アメリカであり続ける大事なパワーの源であると、そう思います。感動的な良いシーンです。

 

そして、ついに超人的な肉体を活かして軍でバリバリ活躍できると思いきや、まだまだ苦難は続きます、、

アメリカ国債キャンペーンのショービジネスのマスコットキャラクターになり、手作りのコスプレ衣装で(マスクの手作り感がかわいい)コンサート活動。カンペ見ながら初々しく演じていたものの、段々とうまく演じていく様は愉快でした。(悩みながらも本人ノリノリ)

その後、囚われた親友バッキーを救うために敵地に乗り込み、仲間を助け、軍の中でも認められ、徐々に頼られるリーダーとなっていく。彼が認められ、仲間から頼られる様を見るのは、なんだか誇らしい気持ちになりますね。

シリーズを追っていけばいくほどに魅力が増す、派手ではないけど魅力的なのがキャプテン・アメリカです。

 

他の登場人物達も、その後のMCUシリーズに深く関わってくるキャラクターばかりでしたね。

気になるキャラクターをピックアップします。

 

ハワード・スターク(若い頃)
アイアンマン2に出てきた時代よりも昔、若い頃のトニーの父親ですね。ハワードあってのトニーだなと思える派手な登場シーンはニヤケます。天才的な技術者であり、自信家という点もトニーと一緒。キャプテンとはかなり関係が深いですし、その息子のトニーとも関わるキャップの胸中はどんな感じなんでしょう。

 

ペギー・カーター
キャプテンの初恋の相手であり、運命の人。彼女とのダンスの約束は、後々にも深く関わってきますね。トニーとペッパーのラブコメ感とは違う、控えめなロマンス感が好感持てます。古き良きアメリカ映画感といいますか。目力が強い!

キャプテンは、ハワードと彼女を「フォンデュ」な関係と思っていて。「フォンデュ」な関係とはなんなん!?
爆笑シーンなので、必見です。

 

バッキー・バーンズ
ティーブがキャプテンに変貌する前から熱い友情を育むナイスガイ。キャップとバッキーの関係、2人の友情は、今後のMCUにも大きく影響しますし、キャップの単独作は、基本バッキーが関わっているので、キャプテンにとって最重要人物。
最初は、なんて事ない脇役キャラと思っていましたが、シリーズが進む程に目が離せない、いつの間にか好きになっていたキャラクター。ああ、バッキー。キャプテンを真に理解している素晴らしい友人。


キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、他のMCUシリーズに比べると、時代設定も第二次世界大戦頃で、戦争映画風ですし、地味な印象がありますが、キャプテン・アメリカを理解するには欠かせない1本です。MCUのフェーズ3まで通しで観た後に見返すと、また味わい深い作品でもあります。


なんと、今回は1作品だけでだいぶ記事が長くなってしまったので【DAY6】は、また後日に書きますね。

 

ヒーローの苦悩と目覚め。トニーとソーを見て感じた事(映画のススメvol.11)

今日は映画のススメです。

 

オンライン映画鑑賞会をGW(5/1~5/6)に(自主)開催しました。
その時に鑑賞したMCU作品を振り返っていきたいと思います。

今回の記事では、3日目と4日目に鑑賞した下記作品の感想について書いていきます。

アイアンマン2』『マイティ・ソー


【DAY3】
アイアンマン2』5/3 

アイアンマン2 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2011/10/21
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 吹替版で鑑賞。トニーは、やっぱり吹き替えで見たい派。

《主な登場人物》

トニー・スターク/アイアンマン:ロバート・ダウニー・Jr
ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ:グウィネス・パルトロー
ジェームズ・“ローディ”・ローズ:ドン・チードル
ナタリー・ラッシュマン/ナターシャ・ロマノフ:スカーレット・ヨハンソン
イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュ:ミッキー・ローク
ジャスティン・ハマー:サム・ロックウェル

 

作品の感想
アイアンマンの魅力とは、トニーの魅力だと思っているので、この作品もトニーの魅力が満載。前作での活躍っぷりから、向かうところ敵なしのイケイケっぷり。登場シーンがド派手すぎる!

でも、アークリアクターの動力源の影響で余命が僅かになり、やけっぱちになったり、
ドーナツ食べながら落ち込んだり、とダメっぷりが凄い。
そこがヒーローというより人間臭さを感じて面白いキャラクターだな、と。
今作のトニーの描かれ方をどう感じるかで、アイアンマン2の評価が変わるのかなと思いました。

 

本作では、後のMCU作品に繋がる伏線が色々と張ってあります。
成功したアイアンマンの続編という事で、トニーというキャラクターを掘り下げて、
新規キャラクターも紹介し、次に繋げるという事が目的だったのかな、と。

 

トニーとイアンの関係を通して、それぞれの父の時代まで遡る。2人は、コインの表裏。お互いがそうであったかもしれないというif~の関係で。同じように優秀な科学者という立場でありながら、置かれた環境と起こってしまった出来事によって、運命が大きく変わってしまった。
この出会いを通して、トニーはまた1歩ずつヒーローの道を進めたのかな、と。

 

本作では、キャスト変更もありましたね。
ジェームズ・ローズ中佐役が、テレンス・ハワードからドン・チードルに。
テレンス・ハワード演じるローズは、ちょっとチャラそうな感じと、トニーとの学生ノリみたいな関係が好きだったんですけどね。
でも、その後もMCUを見続けていると、ドン・チードル演じるローズ以外には考えられなくなります。

 

ブラック・ウィドーことナターシャ・ロマノフも登場。ミステリアスに登場してアクションシーンも凄かったですね。
この時は、シリーズに長期に渡って登場する重要キャラクターとは思いませんでした。

 

あとは何と言っても、大好きなサム・ロックウェル演じるハマーの小物っぷりが最高。
兵器お披露目の祭典で、トニーを意識した登場シーンがあるんですが、ダダ滑りします。ここは必見!最高。
もう一つ好きなシーンが、彼のイチオシの兵器:Ex-Wife(別れた妻)の顛末。ああ、やっぱりねの展開。笑
どうやっても小物感出てしまう感じのサム・ロックウェルが大好きです。

 

サム・ロックウェル出演のお気に入り映画も紹介しておきます。 

スリー・ビルボード [Blu-ray]

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マッチスティック・メン [Blu-ray]

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【DAY3】
マイティ・ソー』5/3 

 字幕版で鑑賞。

《主な登場人物》
ソー:クリス・ヘムズワース
ジェーン・フォスター:ナタリー・ポートマン
ロキ:トム・ヒドルストン
オーディンアンソニー・ホプキンス
ホーガン:浅野 忠信

 

作品の感想
マイティ・ソーと続編のダーク・ワールドは唯一通し鑑賞した事が無かったので、初鑑賞。(テレビ放送時、流し見程度はあったかも)

マイティ・ソーの公開当時、豪華俳優陣の共演!というところばかりに目が行っていたような。ナタリー・ポートマンアンソニー・ホプキンス、浅野 忠信も出演してるの!?と。

あとは、アイアンマン、ハルクと現代に近い物語で描いてきたMCUの中で、ソーという神話風のキャラクターが馴染むのかどうか、どうなんだろ~か、と。

ソーというキャラクターに魅力を感じたのは、単独3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』からだったので、初期の頃はどのように描かれていたのか確認するような気持ちで鑑賞。

その結果、、

 

ソーというキャラクターは、きちんと最初からコメディ要素を持っていて今も昔も変わらぬ魅力。あとは王族なので紳士なんですよね。基本的に。

 

ソーの住んでいるアスガルドという別の惑星と、追放されてやってきた地球。この2つが舞台となるわけですが、アスガルドは神々の国、そこでの常識が地球での非常識となるギャップの描写で、笑いを誘います。
でも、彼は能力を失った現実と自分の置かれた状況を理解し、他人を思いやり、自らを変えようと努力する。そして、力を取り戻し、真のヒーローとして目覚める。この過程を丁寧に描く事で、自然とソーを応援したくなるわけですね。

元々、仲間思いのナイスガイではあったんですけどね、ちょっと暴走気味で短気。笑

 

このソーの弟であり、今回の映画のヴィラン(といえるかどうか微妙な小物感あるけど)ロキの関係が、大きく物語を動かします。

 

兄が弟を想う気持ち。
弟が兄を想う気持ち(妬みもありの複雑な気持ち)。

 

マイティ・ソー』は、この気持ちのすれ違いと、ロキの出自、父との関係が複雑に絡んだ、家族の物語でしたね。

この家族ゲンカのとばっちりで、地球に被害が及んだんだ、と思うとだいぶ迷惑な話なんですけど。
ロキは、このあとのMCUシリーズでもたびたびトラブルを引き起こすんですが、どうにも小物感があって、何故か憎めないキャラクターです。
王になって認めてもらいたい!その為に策略を練って。でもここまでの事態になるなんて思わなかったんだよ~、のせめぎあいで葛藤する気持ちが滲み出てるところがグッドです。

 

フェーズ1の締めくくり『アベンジャーズ』をきちんと理解するのは、この『マイティ・ソー』を観て、ソーとロキの関係性をきちんと押さえておく事が重要だなと感じる作品でした。


あと、浅野忠信演じるホーガンの武器が、刀やソードではなく、モーニングスターというトゲトゲボールだったのは残念。


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この武器の使い手のイメージではないよね、、、

 

今回も記事が長くなってきましたので、今日は【DAY4】までの作品とします。

【DAY5】【DAY6】は、また後日に続きを書きます。